【阪神JF】ジャック絶妙リハ

 「阪神ジュベナイルF・G1」(9日、阪神)

 軽快な動きで好調を示した。プリンセスジャックは5日、栗東坂路で4F56秒6‐41秒1‐13秒7を計時。“やり過ぎず、やらなさ過ぎず”の絶妙なさじ加減でユニヴァーザライド(2歳新馬)に先着した。最終追いの舞台を近2戦のDPから坂路へ切り替えたが、加用師は「オーバーワークにならないように、2歳馬と併せ馬。今の坂路は時計がかかるし、ちょうどいい」と理由を説明する。

 ファンタジーSはゲートでの後手が響いて4着に敗れた。「先週もゲートを通しているけど、もともと(ゲートが)悪い馬じゃない。神経質なところがあるから、先に入った馬がうるさくて、その影響もあった」と一過性のものと強調する。師が描くのは馬群をさばいて突き抜けた、ききょうSだ。「阪神で勝ったときのような競馬が理想。直線もばらけるだろうし」。仁川の舞台で血統馬が巻き返しを狙う。

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