【有馬記念】フラッシュ&ミルコ軽快

 「有馬記念・G1」(23日、中山)

 昨年の2着馬が軽快さを見せつけた。エイシンフラッシュは13日、栗東CWを単走。終始楽な手応えで6F84秒7‐38秒3‐12秒5をマークした。天皇賞・秋以来の再タッグを組むM・デムーロは「リラックスしている。グッドコンディション」と満足そう。見届けた藤原英師も「感触を確かめてもらう感じで乗ってもらった。いい状態をキープできている」と納得の笑みをこぼした。

 天覧競馬となった天皇賞・秋で2年5カ月ぶりのG1制覇。ファン投票では堂々の第3位に推された。「ああいうシーン(レース後の最敬礼)がもう一度見たいというのがあったのかもしれないな。ジョッキーにはもう、細かく指示をする必要はない。うまく乗って、ハマるかハマらないか」と指揮官。自慢の瞬発力で大一番を締めくくる。

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