【朝日杯FS】日吉師がG1初挑戦
「朝日杯FS・G1」(16日、中山)
程良い緊張感が心地良い。日吉正和調教師(40)=栗東=が、クラウンレガーロを朝日杯FSに送り込む。開業2年目で初めてのG1チャレンジとなるが、気負わずに自然体で大一番に臨む。
「不安にかられるのかなと思ったけど、そういうのはないですね。不安よりも、むしろワクワクという感じです」。レガーロは新馬戦で勝利すると、連闘した小倉2歳Sで2着。続くデイリー杯2歳Sでも2着に食い込み、能力の高さを示した。調整も順調で、12日の最終追い切りでは絶好の動きを披露している。
「予定通りにきているから不安な気持ちにならない。レースまであと2日か。でも、ここからが長く感じるのかも」。レガーロとはイタリア語で“贈り物”。愛馬から、すてきなプレゼントが届きますように‐。