【有馬記念】オーシャンブルー末脚非凡
「有馬記念・G1」(23日、中山)
金鯱賞で重賞初V。素質を開花させたオーシャンブルーが、勢いそのままにグランプリの頂点を狙う。16日は栗東坂路での調整。チップを蹴り上げ、軽快なフットワークで気持ち良さそうに登坂し、4F59秒8‐44秒4‐15秒0をマークした。
岩崎助手は「いい状態ですね。前走の競馬が終わったあとも疲れは無さそうです」と前向きに話す。新馬戦以外の12戦全てで常にメンバー2位以内の上がりを披露するように末脚は非凡。「競馬に行ったら、いつも脚を使ってくれますから」と信頼を口にする。
期待の大きかった素質馬が、4歳冬にしてようやくたどり着いた念願のG1舞台。「最近はどっしりと落ち着いてきて集中して走れるようになってきた。集中したときの爆発力はすごいですから」。大一番で、一線級の相手を一刀両断にする。