【有馬記念】ゴールド変わらぬ好気配

 「有馬記念・G1」(23日、中山)

 変わらず好気配を保っている。前日の16日に栗東CWで5F70秒0‐13秒0の追い切りを消化したゴールドシップ。全休日の17日は馬房でのんびりと過ごした。「落ち着いているね。カイバの食べ残しもない。気持ちがリラックスしているなあ。じゃれたりするようなところもなくなってきた。うん、大人になったよ」と今浪厩務員は愛馬の堂々たる姿に目を細めた。

 11月21日に放牧先から帰厩時は、大幅に馬体が増えていたという。「その分、中間はハードな調教ができているね。馬体にもどんどん幅が出てきた感じ。馬に対しての不安は特にないよ。(人間に)プレッシャーはあるけど」と笑いを誘いながら、自信をチラリとのぞかせた。G13勝目、そして世代交代へ。黄金の船は日ごとに輝きを増している。

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