【兵庫GT】ワイルド楽勝だろぉ~

 「兵庫ゴールドT・交流G3」(26日、園田)

 主導権を取り切ったティアップワイルドが、マイペースの逃げに持ち込み、後続の追撃を完封。初の重賞制覇を果たし、JRA勢が12連覇を達成した。2着は、直線追い込んだダイショウジェット。地元のオオエライジンは見せ場をつくるも昨年と同じく3着に終わった。

 横一線のスタートからティアップワイルドが同型をさばき切ってペースを握る。鞍上の石橋脩は「スタートが良かったら(ハナを切る)作戦もありかなと思った。スタートして外から(コスモワッチミー)来たが、あそこで行かせることはないと思った」と冷静な手綱さばき。「(昨年から結果が出ず)今年はこの馬に何とか重賞を取らしてやりたいと思っていたが、うまくいかなかった。(今年)最後の舞台で勝てて良かった」と、相棒を初の重賞制覇に導き、胸をなで下ろした。

 スタート直後、ティアップワイルド、コスモワッチミーが競り合う格好に。1角でペースを握ったワイルド。セイクリムズンも絶好の3番手をキープ。オオエライジンも中団の外で折り合う。向正面手前で外からライジンが仕掛け、3角で前3頭の後位に進出。絶好の手応えでワイルドが後続を引きつけ逃げ込みを図る。「3角の手前でうまくひと息入り、手応えも良かった。それでも最後は必死に追った」と、鞍上は振り返った。

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