【京都金杯】シャーク今年こそ!
「京都金杯・G3」(5日、京都)
重賞初制覇を狙うダノンシャークは2日、栗東坂路でチュウワストライク(4歳500万下)と併せ馬。余力十分のフットワークで並入した。タイムは4F56秒2‐41秒8‐13秒3。見届けた大久保龍師は「3日に(追い切りを)やってもよかったが、きょうは馬場が硬くなかったから。動きは良かった。予定通り」と満足げな笑みを浮かべた。
G1初挑戦となった昨秋のマイルCSは6着。掲示板こそ逃したが、勝ち馬に0秒4差と底力は示した。中間は短期放牧を挟んで立て直しに専念。「昨年は間隔が詰まっていたけど、今年はしっかりと回復期間を取った。丈夫になっているし、爪の心配もない。以前は地面が凍っていただけで痛がっていたからね」と2着に好走した昨年以上の仕上がりを強調する。
善戦マン返上はもちろんのこと、今春の大目標として掲げる安田記念(6月2日・東京)参戦に向けて、少しでも賞金を加算したいところだ。「あとは運があれば」と指揮官。得意の決め脚で、未来につながる扉をこじ開ける。