【シンザン記念】ベストプレイで初笑い
「シンザン記念・G3」(6日、京都)
無傷の3連勝でタイトル奪取といく。タマモベストプレイが3日、栗東CWでモズギャラクシー(4歳1000万下)と併せ馬。反応良くしまいを伸ばすと、0秒7先着を決めた。タイムは6F83秒0‐37秒9‐12秒1。またがった和田は「馬場が重かったのでテンからビュンビュンとは行かなかったけどね。ハミを取るようになったし、しっかり走れたと思う」と納得の表情を浮かべる。
77年生まれの和田は、今年で36歳を迎える年男。「今年はニョロッとしぶとく頑張るよ」とリップサービスを交えつつ意欲をのぞかせる。開幕週に幸先良く重賞制覇といきたいところだろう。同じく今年還暦を迎える巳(み)年生まれの南井師も、無敗の素質馬にかける期待は大きい。「ここまで十分に調整はできている。いい結果が出てくれれば」。年男コンビの初笑いが見られるか。