「船橋の英雄」フリオーソが引退式

 船橋競馬場で7日、船橋が生んだ地方競馬のスターホース・フリオーソの引退式が行われた。競馬場での最後の勇姿を目に焼き付けようと、ウイナーズサークルには多くのファンが集まり、拍手を送った。

 NARグランプリ年度代表馬に就くこと4回。獲得賞金額は地方競馬で歴代第1位。引退式で川島行師は「あれだけ強い、スピードのある馬は、数いるオープン馬の中で初めて。子供を手掛けたい」と目を細めた。主戦の戸崎圭は「未熟者の僕をここまでにしてくれた良きパートナーであり、師匠です。僕を成長させてくれて有り難う」と感謝の言葉を口にした。

 今春からは北海道日高のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬入りする。「既に問い合わせは何件かあります。ダートで堅実な馬だし、馬格があって見栄えがしますからね」とダーレージャパンファームの三嶋健一郎取締役。8日に船橋競馬場を出発し、9日に牧場入りする予定となっている。

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