【京成杯】フラムドグロワール出来良好
「京成杯・G3」(14日、中山)
朝日杯FS4着のフラムドグロワールが9日、重賞初制覇に向けて美浦Wで3頭併せを行った。バンスタンウォルツ(5歳500万下)を2秒3、ラヴェルソナタ(5歳1000万下)を1秒追走してスタート。大きな差があっただけに手応えは見劣ったが、5F67秒1‐38秒2‐12秒7の時計を記録し最後は馬体を合わせてフィニッシュした。
騎乗した横山典は「きょうはしっかりと追えたし、ここまで順調にきている」と上々の感触。また藤沢和師も「古馬相手であの動きなら十二分の内容と言える。前走後からしっかり乗ってきたので体調は整っている」と出来の良さを強調した。
今回は初の2000メートル戦。指揮官は「前走はマイルで上手に競馬をしてくれたけど、距離は延びれば延びるほどいいタイプ」と歓迎する。母は00年のオークスを制したシルクプリマドンナ。良血開花へ、舞台設定も申し分ない。