【フェアリーS】プリメーラ坂路で躍動
「フェアリーS・G3」(12日、中山)
小柄な体をリズミカルに躍動させた。ウインプリメーラは9日、栗東坂路でマズルファイヤー(3歳未勝利)と併せ馬を行い並入。4F53秒8‐39秒3‐12秒5とタイムも上々だ。見届けた大久保龍師は「動きは良かったね。ソエで間隔をあけたが、放牧先でもそんなに緩めずにやっていた。もう脚に負荷がかかっている感じはないし、悪くないと思う」と納得の笑みをこぼした。
前走のアルテミスSは3着と好戦。2歳コースレコードで決着した一戦で先行しながら、ラストも存分にしぶとさを発揮していた。「器用な馬なので中山にも対応できると思う。まずは抽選がどうかだが、入れば楽しみだね。賞金を加算できれば」。クラシック参戦を見据えて、トレーナーは期待を膨らませている。