【日経新春杯】ウズシオ反撃態勢
「日経新春杯・G2」(13日、京都)
遅咲きの血がいよいよ開花する。メイショウウズシオは9日、栗東坂路を単走で追われ、4F56秒3‐41秒0‐13秒5をマークした。時計のかかる馬場とはいえ、走りやすいハロー(馬場清掃)の直後。それでも、またがった飯田は「(速い)時計の出るタイプじゃないからね。動きはまずまず」とうなずいた。
明け6歳とはいえ、父オペラハウス、母父がブライアンズタイムと成長力に富む血筋だ。「血統的にもそうだけど、古馬になって良くなると思っていたから」と主戦が期待するように、一戦ごとに力をつけてきた。前走のステイヤーズSこそ8着に敗れたが、今回は条件も好転する。「さすがに(3600メートルは)距離が長かった。スローで掛かり気味だったから。距離短縮はいい材料だし、呼吸を合わせて」と巻き返しに力を込めた。