【京成杯】ノウレッジ好感触

 「京成杯・G3」(14日、中山)

 新潟2歳S2着を筆頭に重賞で小差の奮闘を重ねるノウレッジが、初タイトルの獲得を目指す。最終追い切りは10日、美浦W。エイブルサクセス(5歳1000万下)を4馬身追走し、直線では楽な感じで並びかけて並入。5F69秒1‐39秒6‐13秒2の時計をマークした。

 蛯名は「(手応えに)余裕があったし、順調に来ている。いい感じだった」と感触を伝える。二ノ宮師も「前の馬としまいを併せるケイコをイメージしていたが、思い通りにできた」とパフォーマンスに満足していた。

 新馬戦Vは砂の1200メートル。指揮官は「ゴツゴツしたところがあり、いかにもダート馬という感じだった」と当時を振り返る。だが、経験を重ねたことで体に変化が生まれた。「使うごとに歩様がスムーズになり、体のつくりもだいぶ良くなってきた」と思い描く理想の形に近づきつつある。

 「緩急がつけられるようになっているので、距離にも対応できるはず」と初の2000メートルも不安材料とは思っていない。ここで賞金を加算してクラシックへの道を切り開く。

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