【紅梅S】ルメール通算200勝達成

 「紅梅S」(14日、京都)

 会心のエスコートだった。ルメール騎乗のレッドオーヴァルが、直線で外から鋭く伸びて快勝。後続に3馬身差をつけて1番人気に応えた。

 鞍上にとっては、これがJRA通算200勝目。しかも、仏国の障害騎手として名をはせた父のパトリス・ルメール氏(58)が見守るなかでの勝利とあって、いつも以上に誇らしげな表情を見せた。「少し馬場を気にしていたが、追い出してからは素晴らしい脚を見せてくれた。日本で成功できている姿を、父に見せることができてうれしい」と喜びをかみしめる。

 5R以降が中止となった中山からの帰路で、ネット観戦となった安田師は「強い競馬。これまで(代表的な管理馬は)短距離とダートばかりだったが、ようやくクラシックを狙える馬が出てきた」と声を弾ませた。近日中に滋賀県のグリーンウッドへ放牧に出され、意気揚々と桜花賞(4月7日・阪神)を目指す。

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