カレンチャン引退式 ディープと交配へ
スプリントG1・2勝のカレンチャン(牝6歳、栗東・安田)の引退式が20日、京都競馬場で昼休みに行われた。11年度最優秀短距離馬、12年度最優秀4歳以上牝馬と2年連続でJRA賞に選出された快速女王。11年スプリンターズS&12年高松宮記念と国内G1を連勝したときと同じ(10)番のゼッケンを着け、主戦の池添と初めてコンビを組んだ(10年葵S2着)思い出の淀の芝を駆け抜けた。
池添は「名スプリンターだと思う。香港(12年香港スプリント7着)で勝たすことはできなかったが、子どもで夢を達成したい」と話した。
今後は北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となり、初年度はディープインパクトと交配が予定される。鈴木隆司オーナーは「カレンチャンには柔軟さがほしかったので、ディープの柔らかさが伝われば」と2世の活躍を楽しみにしていた。