【エルフィンS】超良血馬ソレイユ飛躍
「エルフィンS」(2月2日、京都)
07年のウオッカなど、過去10年の勝ち馬から4頭のG1馬が誕生した3歳牝馬の出世レース。半兄にディープインパクトがいる超良血馬トーセンソレイユが、ここから飛躍を目指す。勝って偉大な兄と同様、無敗のままクラシック戦線へと躍進する。
牝馬クラシックの登竜門に、日本が誇る超良血馬が挑む。過去10年で05年エアメサイア、07年ウオッカ、09年レッドディザイア、11年マルセリーナの4頭が、この一戦の勝利を足掛かりにG1馬の栄冠を手にした。1戦1勝で臨むトーセンソレイユは、半兄に7冠馬ディープインパクトを持つ華麗なる一族。兼武助手も「まだ幼い体つきですが、素質の高さは感じますね」と力強くうなずく。
デビュー戦がセンスの高さを見せつける好内容だった。外枠からのスタートで、積極的に2番手までポジションを押し上げたが、折り合ってじっくりと逃げ馬を追走。直線では鞍上のゴーサインに鋭く反応すると、力強く伸びた。「結構しぶとい感じでしたね。男馬相手の競馬でしたが、迫られてからまた伸びるようなところもありましたからね」と評価する。
中間はカイ食いが落ち、先週25日時点の計量で420キロに。馬体重を戻しながらの調整で、24日の1週前追い切りも栗東坂路を4F59秒4‐43秒7‐14秒1のソフトな内容になったが「そこまで体も減ってはいませんし、毛づやは良くなっている気がしますよ」と前向きに話す。初のマイル戦にも「距離は気にはしていません」と言い切った。目指すはクラシックの舞台。数多くの名牝を生んだ名物レースで、また一頭、その才能を開花させる。
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