【フェブラリーS】ブランデー復活気配

 「フェブラリーS・G1」(17日、東京)

 完全復活だ。グレープブランデーは13日、栗東坂路で単走追い。ゴール前で強めに追われて4F55秒4‐40秒2‐12秒3をマークした。見守った安田師は「しまい重点。思うように走れていた」と満足げな表情を浮かべた。

 前走の東海Sは11年7月のジャパンダートダービー以来となる1年半ぶりの重賞制覇。「状態もすごく良かったので、いい競馬ができると期待していた。ジャパンダートダービーのあとに骨折したけど、そのブランクが生かされている。休ませてグッと良くなった」。指揮官は成長した姿を誇らしげにした。

 東京のマイル戦は11年ユニコーンSで2着のある舞台。「どういった形で競馬ができるのかが最大のポイント。出来の良さで克服してほしい。ひと泡吹かせたい」。3歳時に世代の頂点に立った期待馬が再び輝きを取り戻す。

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