【フェブラリーS】ガルボ初砂でも
「フェブラリーS・G1」(17日、東京)
ダート初参戦となるガルボを送り込む清水英師にとって、フェブラリーSは「以前から管理馬を出したいレースのひとつだった」という。開業8年目。美浦・土田厩舎の助手時代には、担当馬のタイキシャーロックで2度挑んだ舞台だ。98年が1番人気で5着、99年は4番人気で3着。「悔しかった。そのリベンジというわけじゃないけど、オーナーが理解をしてくれたことに感謝している」とうなずいた。
砂の舞台への挑戦は早くから温めていたプランだった。「デビュー前から適性を感じていた。ただ当時はトモが弱かったから」。13日の美浦Dの追い切りでは抜群の動きを披露。「この時季は走る(1~2月に重賞を2勝)し、状態のいいときにチャレンジできるのもいい。それに芝スタートだから使いたいんだ。1%、いや、もう少し望みがあると思うから夢を追いたい」。そこに、はやる気持ちはみじんもない。いつも通りの姿勢で、愛馬の走りを見守るつもりだ。