戸崎圭が抱負「中央の騎手として1勝」
2013年度新規調教師・騎手の免許交付式が18日、都内のJRA六本木事務所で行われた。新規の5調教師、6騎手はJRA免許とバッジを手にし、今後の活躍を誓った。
地方・大井競馬から移籍する戸崎圭は「数字やタイトルは特に意識しません。まず中央の騎手として1勝を。交流競走にもできるだけ乗りたいので、美浦トレセンへは大井町の自宅から通います。これからは時間もできるだろうし、競馬の歴史を勉強し成長していきたい」と、目を輝かせて心境を語った。
27日の川崎のエンプレス杯が地方騎手としての最後の重賞(騎乗馬は未定)になる。中央騎手としては3月2日の中山競馬でデビュー。翌3日の弥生賞はサトノネプチューンに騎乗する予定だ。
一方、福山競馬から移籍する岡田祥はこれまで中央競馬では4戦0勝。ほとんど未知の世界に飛び込む。「岩田君は地方の養成所で重なった時期もあった。いいお手本。とにかく早く環境に順応しないと。一つ騎乗するのも一つ勝つのも厳しい世界だと思うが、上を目指すしかない」と気を引き締めた。