JRAへ移籍の戸崎、大井ラストは2着
大井でのラストライドは2着‐。3月1日付でJRAへ移籍する大井競馬の戸崎圭太騎手(32)=香取和=が22日、地方所属として地元・大井での最後の騎乗を行った。
この日は8鞍に騎乗。最終12Rはその名も「がんばれ!戸崎圭太賞」。3番人気マルヨハヤブサで臨んだが、惜しくも首差2着。「最後は決めようと思ったんだけど…」と苦笑いの戸崎圭。この開催は“がんばれ!戸崎ウイーク”として、連日関連イベントが行われてきた。「名前までレースに付けてもらって…。大井でデビューして良かったです」と感謝でいっぱいの表情を浮かべた。
スタンドからの大きな激励の拍手に包まれ、最後は大井所属のジョッキー仲間からの胴上げで宙を舞った。「これで引退というわけじゃないし、交流レースには積極的に来ようと思っているので」と笑顔を見せ、“いったん”大井競馬場を後にした。