【フィリーズR】リアーナ1週前は絶好

 「フィリーズレビュー・G2」(10日、阪神)

 先週のチューリップ賞に続き、今週も行われる桜花賞(4月7日・阪神)トライアル。3着までに優先出走権が与えられる

 昨年の2歳女王のローブティサージュがチューリップ賞で9着に敗れるなど、桜の勢力図は、変わりつつあると考えていい。阪神JF17着からのリベンジに燃えるサウンドリアーナにとって、これは歓迎すべき構図。始動戦となるこの一戦で桜戦線を揺さぶる構えだ。

 「前走に関しては、デビューから5走目でしたからね。それに直前は、少しオーバーワークになってしまった面もありましたから」と佐藤正師は振り返る。新馬戦を快勝した後、新潟2歳S(3着)、デイリー杯2歳S(7着)と転戦。ファンタジーSを射止めはしたが、疲労は徐々に蓄積されていたのかもしれない。

 あれから3カ月。栗東CWでの1週前調教で弾むような動きを見せた。心地良さを伝えるアクション。気負いも感じない。「ある程度しっかりやろうと考えていましたが、文句のつけようがない動きでしたね。体も締まってきています」と指揮官はうなずいた。

 課題となるのは折り合い。ただ、2戦2勝の1400メートルなら、ウイークポイントと向き合う必然性は低くなる。「この距離には実績がありますからね。いい形で本番に向かえれば、と思っています」。つぼみをふくらませて本番へ、とトレーナーは力を込めた。

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