【阪神大賞典】ゴールドにウチパク感嘆

 「阪神大賞典・G2」(17日、阪神)

 今季初戦へ向けて準備は万端だ。昨年の最優秀3歳牡馬ゴールドシップは6日、美浦から駆けつけた内田博を背に栗東坂路で4F52秒9‐39秒0‐13秒6をマーク。豪快な動きで2馬身の先着を果たし、中日新聞杯に出走予定のジャスタウェイ(4歳オープン)を子ども扱いにした。

 一杯に追われた僚馬とは対照的に、ラスト1Fは抑え切れない手応えで猛進。鞍上がゴーサインを送ると、ギアをもう一段上げて一気に突き放した。感触を確かめた主戦は「最後にちょっとだけかわす予定が、馬の具合が良過ぎて…。それでも馬なりのままではと思って軽く仕掛けたら、軽くかわしてしまったよ」と、G1・3勝馬のパフォーマンスに感嘆する。想像以上の仕上がりに「競馬に絶対はないけど、これなら自信を持って臨めます」とV発進への手応えをつかんだ。

 見守った須貝師も満足げ。「1週前としては上等。スイッチが入って、もう戦闘モードに入っている。つけてきた筋肉が本物になってきたね」。さらに進化した黄金の船が、古馬の頂点を目指して出航する。

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