ボートレースを運営する日本モーターボート競走会は若手選手を強化、育成する目的でスター候補選手を選出している。２０１３年の近畿地区スター候補選手５人（地区スター候補＝遠藤エミ、三国地元スター候補＝高倉孝太、住之江地元スター候補＝藤山翔大、びわこ準地元スター候補＝和田操拓、尼崎準地元スター候補＝篠田優也）が１９日、同会近畿支局事業部・濱田康彦次長らに伴われて大阪市のデイリースポーツを訪れた。

　スター候補選手は登録６年以内で勝率などを参考に選ばれ、さらに能力別に「全国」「地区」「地元」「準地元」の４ランクに分類。それぞれのレベルに合わせてグレードレースへの優先あっせん措置も取られる。また、メディア対応やマナーを身につける講習会、操縦、整備の特別訓練なども行われる。“エリート集団”を代表して遠藤エミが「選ばれた限りはこの１年、期待に応えられるように頑張りたい」とあいさつした。

　この５人以外では鎌倉涼（地区スター候補）谷川祐一（びわこ地元スター候補）重木輝彦（尼崎地元スター候補）今井美亜、前出達吉（ともに三国準地元スター候補）木下翔太、小野達哉（ともに住之江準地元スター候補）大崎翔（尼崎準地元スター候補）が選出された。