後藤が美浦トレセンに登場 秋に復帰へ
後藤浩輝騎手(39)=美浦・フリー=が21日、約半年ぶりに美浦トレセンに姿を見せた。昨年9月16日の中山競馬での騎乗中に首を痛め、第一頸椎・第二頸椎骨折および頭蓋骨亀裂骨折と診断されたため戦列を長期間離れているが、11日に退院。現在は自宅でリハビリの日々を過ごしている。
「執刀医から19日に、ランニング程度の軽い運動ならしてもいいと許可が下りました。久々のトレセンは感慨深く、もっと気持ちが高ぶるかと思ったけど、みんな普通に迎えてくれましたね」と笑みを浮かべた。後頭部から首筋にかけて手術のあとが痛々しく残っており「医師からは“即死してもおかしくなかった”と言われました」と、重症だったことを明かす。注目の復帰時期については「漠然とだけど、夏ごろから少しずつ馬に慣れていって秋のどこかで」と力強い口調で語った。