【桜花賞】クラウンロゼ「壇蜜みたい」

 「桜花賞・G1」(4月7日、阪神)

 ムードは早くも最高潮だ。無傷の3連勝でアネモネSを制したクラウンロゼは28日、栗東CWで単走。序盤から全くの馬なりだったが、自ら首を使って全身バネのようなフットワークを披露。雨で水分を含んだ馬場をモノともせず、6F82秒1‐37秒5‐13秒2を計時した。

 美浦から駆けつけた天間師も「動くだろ」とご満悦だ。繊細な面を抱えるだけに、輸送を考慮して前走後は栗東に滞在。「こっちに来てすぐは疲れもあったが、それもなくなった。この具合の良さでレースに持って行ければ」と力が入る。

 調教担当の谷中助手も進化を実感。張りがあって無駄肉のないトモを指さし「お尻を見てみなよ。壇蜜みたいだろ」とほれぼれする。美浦とは違う環境で新たな一面が鍛えられ「最初は筋肉痛も出ていたが、それがなくなって身になってきた。教えたことをどんどん覚えていく。センスがものすごい」と絶賛。無敗のG1獲りに向け、着実に階段を上っている。

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