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大種牡馬ブライアンズタイムが急死

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 大種牡馬が突然、この世を去った。94年の3冠馬ナリタブライアンなど多くの名馬を輩出したブライアンズタイム(28歳)が4日、けい養されていた北海道静内のアロースタッドで右後大腿骨を骨折。安楽死の処置が施された。90年代半ばからサンデーサイレンス(02年死去)、トニービン(00年死去)と並び、3大種牡馬として活躍。産駒がJRA・G1・24勝、歴代3位の1593勝を挙げる名種牡馬は今春も10頭に種付けを行っていた。

 突然の出来事だったという。アロースタッドを運営する株式会社ジェイエスのスタッフによると、ブライアンズタイムが倒れたのは4日の午前11時50分、放牧地から戻る時だった。歩いている最中に転倒し、右後大腿骨の骨折を発症。安楽死の処置が施された。

 「高齢馬に見られる歯や視力の衰えはあったものの、非常に元気に過ごしていたのに…」と同スタッフは突然の事故に声を落とす。28歳馬ながら現役種牡馬として、今春も30頭以上に種付けを予定。既に10頭への種付けを終えていた。

 アメリカで現役を終え、90年から日本で種付けを開始。94年にはその初年度産駒となるナリタブライアンが牡馬クラシック三冠馬に輝き、チョウカイキャロルがオークスを制した。その後も活躍馬を輩出。G1・4勝馬マヤノトップガンのほか、サニーブライアン(97年)、タニノギムレット(02年)のダービー馬、G1・3勝のファレノプシスなどを送り出し、昨秋のエリザベス女王杯を制したレインボーダリアまで、JRAで重賞80勝、G1・24勝を挙げている。

 ナリタブライアン、マヤノトップガンの産駒2頭が演じた、96年阪神大賞典の死闘は今でも語り草に。後継種牡馬タニノギムレットが名牝ウオッカを輩出するなど、ロベルト系の血脈を広げたブライアンズタイムの急逝で、90年代半ばから日本競馬界を席巻した3大種牡馬がこの世を去った。

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