【アンタレスS】ソング仕上がり順調

 「アンタレスS・G3」(13日、阪神)

 東海S7着からの巻き返しへ向けて、ハートビートソングが好ムードを漂わせている。この中間は短期放牧を挟んでリフレッシュ。3カ月ぶりの実戦に、堀部助手は「1年6カ月ぶりのベテルギウスSを勝った馬。3カ月なんて休みに入らない」と笑顔。栗東坂路での乗り込みは順調。仕上がりに不安はなさそうだ。

 重賞初制覇を目指した東海Sは、直線での不利もあって末脚が不発に。のちにフェブラリーSを制すグレープブランデーに突き放された。「直線ではグレープに並びかけるぐらいのイメージだったが…力を過信し過ぎたかな」と同助手。それでも、2着馬との差はわずか0秒3。経験の浅さを踏まえれば、決して悲観する内容ではなかった。

 500キロを優に超す大型馬で、コーナーのきつい中京も合わなかった印象。仕上げ人は「広い阪神の方がスムーズに走れそうやね」とコース変わりを歓迎する。G1馬も参戦し、好メンバーが集まったが「強い馬とは斤量差があるからね。56キロなら」とVに手応え。脚部不安による長期休養から不屈の闘志で復帰した実力馬が、タイトルをつかみ取る時がきた。

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