【天皇賞】ゴールド盤石の動きで先着
「天皇賞(春)・G1」(28日、京都)
盤石と言える動きで王者の貫禄を示した。ゴールドシップは10日、栗東CWでタイセイモンスター(4歳1000万下)を前に見る形で発進し、しっかりと1馬身の先着。手綱に力を加えることなく、6F83秒1‐37秒1‐12秒7のタイムを刻んだ。
「迫力がありましたね。体重的にはそんなに変わっていないのですが、体を大きく見せるようになってきています。順調にメニューをこなしていますよ」。前哨戦の阪神大賞典を完勝後、さらに充実してきたと今浪厩務員が話すように、胸前の厚みはさらに増してきている。そのスケール感は圧倒的と言っていい。
進化を続けるG13勝馬に、同厩務員は「ゴールドシップの競馬をしてくれれば」と信頼感をにじませた。まさに順風満帆。目指す4・28へ、その進路に波は立っていない。