【アンタレスS】王者アワーズ余裕十分

 「アンタレスS・G3」(13日、阪神)

 JCダートでの圧勝から4カ月余り。王者の輝きはうせていない。ニホンピロアワーズは10日、栗東CWの半マイルから加速。大きなストライドでチップをかき込み、持ったままでハイラップを刻んだ。

 先々週は7Fから、先週は6Fからびっしり追われ、この日は「上がりをしっかり」(大橋師)との指示。ゴール前「ちょっと遅いかな」と漏らしたトレーナーだが、6F83秒8‐38秒3‐11秒8の時計に「そんなに速かったの。ダイナミックなフットワークでスピード感がないからね。さすが違うなあ」と、G1ホースの脚力にほれぼれ。

 今後はかしわ記念(5月6日・船橋)か、平安S(5月18日・京都)を経て、帝王賞(6月26日・大井)へ。それでも、ここが“叩き台”という思いは一切ない。「目イチじゃないけど、体はできている。久々で59キロと条件は厳しいけど、それを跳ね返せるパワーがあるからね」と大橋師。始動戦から、砂王が貫禄を見せつける。

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