仏遠征の池添、初戦は最下位に終わる
この秋も欧州遠征を予定するオルフェーヴルの鞍上指名を目指し、今週から仏での武者修行を開始した池添謙一騎手(33)=栗東・フリー=の遠征初戦は16頭立て16着の最下位に終わった。9日のサンクルー競馬場1Rでブータン厩舎のリスキーロに騎乗。出遅れも響き、結果を出せなかった。
「フランスでの騎乗は11年ぶりで、サンクルーでは初めて。乗せていただけたことに感謝したい」。まずは関係者への謝辞を述べた池添は「馬群がタイト。こういった競馬を経験して技術の向上に生かしたい。結果は残念でしたが、改めてこの2カ月間、頑張っていこうと思えた」と前を向いた。11日のロンシャンでは日本人調教師の小林智厩舎2頭に騎乗する。