“華麗なる一族”ハギノカムイオー死亡
83年の宝塚記念など重賞6勝を挙げたハギノカムイオーが10日午前8時10分、功労馬として余生を送っていた北海道新ひだか町の本桐牧場で老衰のため死亡した。35歳で他界したシンザンの長寿記録に迫る34歳だった。
80年の桜花賞馬ハギノトップレディの半弟にあたることもあり、セリで当時の史上最高額1億8500万円の高値をつけて注目を集めた。通算成績は14戦8勝。種牡馬としては目立った活躍馬を輩出できなかったが、母イットー、ハギノトップレディ、その子ダイイチルビーとともに“華麗なる一族”と呼ばれていた。