クラシックチュチュの11が最高価格

 今年で9回目を迎える「JRAブリーズアップセール」が23日、中山競馬場で行われた。昨年は12年のファンタジーSを制したサウンドリアーナを輩出したとあって、今年も大勢の関係者が来場。“即戦力”を求めて活発なセリが展開された。

 最高価格は2F22秒8とこの日2番目に速い時計を計時、今年の皐月賞を制したロゴタイプを近親に持つクラシックチュチュの11(牝、父ブライアンズタイム)。3400万円でディアレストが落札した。代表の高樽秀夫氏は「SS系を種付けするのにブライアンズタイムの後継繁殖馬を探していました。育成牧場でも見ていましたし、きょうも動きが良かったですからね。一度北海道に持ち帰って(調教を)やり直す予定です」と話した。入厩先は未定。牡馬の最高価格は2F22秒6の一番時計を出したキャットアリの11(父タイキシャトル)。2900万で三田昌弘氏が落札した。

 取引総額は6億3941万円で、上場76頭のうち75頭が落札され、売却率は98・7%の高い数字となった。※価格は全て税抜き。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス