【青葉賞】レイヴン覚醒!久々も手応え

 「青葉賞・G2」(27日、東京)

 目覚めの時が来た。前走の東スポ杯2歳S2着後に背腰に疲れが出たことで長期休養していたレッドレイヴンが、ダービー参戦へのラストチャンスに挑む。藤沢和師からは「クマも冬眠からさめる時期だからな」とジョークが飛び出したが、それくらい、手応えをつかんでいるということだ。

 24日の追い切りは美浦Wでの併せ馬。先行したダノンゴールド(4歳1600万下)を追走して直線で外に出してスパートすると、5F70秒2‐39秒9‐12秒8の時計で1馬身先着を果たした。内田博は「この馬のリズムで走れていたし内容は良かった」と好感触をつかむ。トレーナーも「無理をせずに休ませたことで馬体に力強さが出た。久々で2400メートルは厳しいと思うが、いい感じ」と状態の良さを実感していた。

 02年シンボリクリスエスに03年ゼンノロブロイ、さらに10年ペルーサ。藤沢和厩舎は青葉賞で最多の3勝を挙げている。偉大な先輩に続き、大目標に見据えるダービー(5月26日・東京)と同じ舞台で躍動する。

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