【京都新聞杯】アクションスター変身

 「京都新聞杯・G2」(4日、京都)

 スプリングS10着のアクションスターが、巻き返しに向けて上昇ムードだ。京成杯で2着に好走して勢いに乗って臨んだ前走は度重なる関東への輸送も影響してか、14キロの馬体減で大敗。体調面が整わないことなどを理由に皐月賞を見送った。音無師は「体が減り過ぎていたな。京成杯(が雪で延期したこと)で2回輸送して、あのときは走ったが、そのあとガタッときた。今思えば、何も使わずに皐月賞に行けばよかったな」と振り返る。

 中間は厩舎に置いて、馬体の回復を促しながらじっくりと調整した。京成杯出走時が458キロ。「今は460キロちょっとある。追い切っても450キロ台で競馬ができるんじゃないかな」と、立て直した効果に期待する。2Fの距離延長となるが「前走はいい状態じゃなかったし、千八の距離も忙しかった」と、条件変わりにも歓迎ムードだ。

 毎日杯を圧巻の内容で制したキズナなど、強敵がそろう。「メンバーは弱くないけど、ここで2着以内にこないことにはダービー(26日・東京)は無理だから」。収得賞金1150万の同馬にとって、大舞台へ駒を進めるには賞金加算は必須。険しい壁を乗り越えて競馬の祭典への扉を開く。

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