【オークス】アユサン2冠奪取へ順調
「オークス・G1」(19日、東京)
桜花賞馬アユサンがオークスで2冠奪取に挑む。9日の1週前追い切りでは美浦Wで併せ馬。6F82秒9‐38秒4‐12秒7のタイムで先着し、順調ぶりをアピールした。「桜花賞が終わってからのケアが楽だったし、予定通りの動きと時計で順調だね。距離は分からないが、大丈夫だと思うよ」と手塚師は胸を張る。
桜花賞で首差2着のレッドオーヴァルは8日に栗東坂路で4F53秒7‐39秒0‐12秒4を馬なりでマーク。こちらも順調そのもので、樫の舞台で逆転を狙う。同レース3着と健闘したプリンセスジャック。母は94年のオークス2着馬ゴールデンジャックとあって、血統的な魅力もある。
先行してしぶといクロフネサプライズは自分の競馬ができれば引き続き上位争い。ディープインパクトの妹トーセンソレイユも素質は高く、侮れない。
フローラSからは勝ったデニムアンドルビー。8日に栗東CWで3頭併せを敢行して元気いっぱい。未知の魅力で桜花賞組に挑戦する。2着エバーブロッサムも順調に調教を積んでいる。
また2戦2勝のフラワーC覇者サクラプレジール。デイリー杯クイーンC2着のスイートサルサなど、素質馬ぞろいで楽しみな一戦だ。