【オ-クス】プレジール3戦目戴冠狙う
「オークス・G1」(19日、東京)
2戦2勝のサクラプレジールは東の名手・横山典弘騎手とのコンビで史上5頭目となる無敗での戴冠を狙う。
東からは無傷の2連勝のサクラプレジールが、横山典とのコンビで満を持しての挑戦だ。
2番手から難なく抜け出したデビュー戦。馬場の悪い内を嫌って外めを回りながらも、直線で力強く伸びた前走のフラワーC。いずれも大物感あふれる内容で白星を重ねた。「競馬が上手だし、とにかく余計なことをしない。体の大きさは違うけど、ブエナビスタ(09年桜花賞などG1・6勝)みたいな雰囲気があるね」。横山典は、自身の手綱で10年ヴィクトリアマイルを制した名牝の名を出して高評価する。
前走後は桜花賞をパスして、ここ一本に備えた。「マイルが駄目というわけじゃなく、とにかく時間がなかった。休ませて良くなっているのは間違いない。先週の動きも良かったし、いい感じでエネルギーが充電できた」と陣営の英断に感謝する。2週連続で追い切りの手綱も取った。「先週の時点で、使うには心配のないレベル」と好感触を得ている。
先週でG1連勝は途切れたが、今春、絶好調の関東勢。「オレも流れに乗りたいね」。東の名手は史上最少キャリアとなるデビュー3戦目での戴冠へ導くつもりだ。