サウンドオブハート引退、繁殖入り
ヴィクトリアマイル14着のサウンドオブハート(牝4歳、美浦・松山康)がレース中に左前浅屈腱不全断裂を発症していたことが15日、判明した。競走能力喪失と診断され、今後は青森県のタイヘイ牧場で来春からの繁殖生活に備える。通算成績は10戦6勝(うち重賞は13年阪神牝馬Sの1勝)。
松山康師は「残念ですが引退させることになりました。自分の調教師生活も残り少ないという時に管理を託され、大きな舞台に出て夢と希望を与えてもらった。G1優勝はかなわなかったが、よく頑張ってくれたし、感謝しています。元気ないい子を産んでくれることを願っています」と話した。