【安田記念】イサベル一発あるぞ
「安田記念・G1」(6月2日、東京)
マイネイサベルが大駆けを狙っている。水野師は「東京のマイル戦はベストの条件」と語る。前走のヴィクトリアマイルは直線でいったん先頭に立つ場面も。結果はヴィルシーナの3着に敗れたが、「最近のレース内容を見ると、大崩れすることは考えられない」と愛馬の充実ぶりに手応えをつかんでいる。
22日の1週前追い切りは、美浦Wでしまい重点に追われしっかり伸びた。ヴィクトリアマイルから中2週になるが、好調をキープしているのは間違いなさそう。「今週はサラッと追う程度で十分だろう」と、既に態勢は整っている。
東京では昨秋、府中牝馬Sを快勝している。主戦の松岡は「差はないよ。チャンスがあると思って騎乗したい」と、大きな期待を寄せている。
牡馬の一線級相手にG1を勝つことは容易ではないが、指揮官は「あとは週末の天気予想の傘マークが取れてくれれば」とにやり。良馬場なら、鋭い末脚を持つイサベルが突っ込んで来るシーンがあるかもしれない。