キズナはニエル賞から凱旋門賞へ
ダービーを制したキズナ(牡3歳、栗東・佐々木)は、ニエル賞(9月15日・ロンシャン、芝2400メートル)をステップに、登録している凱旋門賞(10月6日)へ向かうことが濃厚となった。28日、同馬を管理する佐々木師が明らかにした。
ニエル賞は、3歳限定の仏G2で凱旋門賞と同じコース、距離で行われることから、前哨戦としての重要度は高い。モンジュー(99年)、レイルリンク(06年)などが、同レースを制した後、凱旋門賞で優勝している。
キズナは今週の金曜日以降に鳥取県の大山ヒルズに移動してリフレッシュを図る予定。「お盆ぐらいまで放牧してから帰厩させたいと考えています」と佐々木師。当初予定していた札幌記念(8月18日・函館)には参戦しない方針だ。