【新馬戦】ロサギガンティア初陣飾る
「新馬戦」(30日、福島)
大型馬にしてしなやかな走り。追い切りで軽快な動きを見せる藤沢和厩舎のロサギガンティア(牡)が、日曜福島5R(芝1800メートル)でデビューする。父のフジキセキはイスラボニータ、エイシンオルドス、シュシュブリーズと、既に3頭の新馬勝ち馬を輩出。母のターフローズはイタリアの牝馬G1リディアテシオ賞を制した実績馬で、血統的にも注目だ。大江原助手は「いいモノを持っているし、楽しみにしている」と期待を込める。
1週前追いとなった19日は、実戦でも手綱を取る柴田善が騎乗。美浦Wで3頭併せを行い、5F68秒0‐38秒3‐12秒7の時計で素軽い動きを披露した。23日は美浦坂路でラスト1F11秒9の好タイム。「併せるとやる気を出す。体も絞れて良くなっている」と同助手はうなずく。目指すはデビューV。名門厩舎の素質馬が夏のみちのくで躍動する。