【オート】益春菜が45m差圧勝デビュー!
オートレースの32期の9人が5日、卒業生(19人)の先陣を切って川口、船橋、飯塚の3場(各3人)でデビュー。元モトクロス女王の益春菜、最優秀賞の鈴木圭一郎、中山透の双子の弟・中山光、ロードレース出身の佐藤裕児の4人が快勝し、幸先いいスタートを切った。
32期の中で最も注目されている女子レーサー・益春菜(26)=川口=は、川口オート初日の4R(湿走路)に登場。試走が7番目のタイムで人気を下げたが、レースは40~70メートルのハンデ差を利して6周回を独り旅。2着に約45メートルの大差をつけて堂々と逃げ切った。
「ホッとしました。試走で滑ったことで、走路の感じをつかめました。3周目にモニターを見たとき、勝てたかなと思いました。良走路の方がいいので、連勝を目指します」と力強く宣言。全日本モトクロス選手権レディースクラスで、08~11年まで4年年連続年間チャンピオンという実績はダテではなかった。
2日目3Rでは早くも1期先輩の女子レーサー・佐藤摩弥(20)=川口=との対決が実現。ハンデ差が70メートルあるため益に有利だが、どんな戦いになるか見ものだ。