【新馬戦】モンスター兄以上の活躍だ
「新馬戦」(4日、小倉)
福島厩舎のテイエムモンスター(牡)は、昨年のデイリー杯2歳Sを制したテイエムイナズマの異父弟。推定500キロのパワフルな馬体は、兄以上の活躍を期待させる。
父がブラックタイドからタイキシャトルに変わり、血統的にはマイラー色が濃くなったが、兄も担当する花田助手は「似てませんね。兄は気の勝ったタイプで新馬戦から手応えを感じていましたが、弟はマイペースといった感じで…」と笑う。
それでも、どっしりとした背中は相似点。「乗り味がいい。いきなりはどうかも、芝の実戦に行って良さそうなタイプだし、いいものを持っているのは確か」と素質を高く買っている。注目の初陣は日曜小倉5R(芝1800メートル)。スケールの大きい“怪物”が、南国の地からクラシックへの第一歩を踏み出す。