【新馬戦】“センター奪取”へV発進だ

 「新馬戦」(11日、函館)

 アイドルグループ乃木坂46の白石麻衣が命名したキミノナハセンター(牡、父ディープインパクト、美浦・藤沢和)が8日、函館芝で最終追い切りを行った。マデューロ(3歳500万下)と併せて、5F72秒0‐41秒2‐12秒8をマーク。時計こそ平凡だが、騎乗した四位は「先週のバウンスシャッセ(4日に函館で新馬勝ち)と一緒で、内や外、前や後ろに行ったりして、いろいろとチェックした。元気いっぱいでまだ遊んでいるけど、やっぱりいいバネをしている」と能力の高さを感じた様子。かつてコンビを組んだ09年秋華賞馬レッドディザイアの異父弟に「タイプは違うけど、プリンとしていて、いい体をしているよ」と期待感を口にした。

 動きを確認した藤沢和師は「順調だし、使います」と日曜函館5R(芝1800メートル)のデビューにゴーサイン。「まだやんちゃだけど、男馬だからこれぐらいでいいんじゃないか」と初戦突破へ手応えを感じている。競馬界のセンターを目指し、V発進といく。

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