【新潟2歳S】ボニータ動き上々
「新潟2歳S・G3」(25日、新潟)
無傷の2連勝で初のタイトル獲得を狙うイスラボニータが上々の仕上がりだ。最終追い切りは21日の美浦坂路で、僚馬イオラニ(2歳新馬)を3馬身追走する形でスタート。残り1F付近で楽々と並びかけて、4F52秒4‐37秒6‐11秒7のタイムで併入した。ラスト重点の内容に「きょうはサラッと流しただけ。動きは良かったね」と栗田博師は満足そうにほほ笑んだ。
2番人気の新馬戦はスタートのタイミングが合わず、大きく出遅れた。それでも楽な手応えで外々を押し上げると、直線では余裕たっぷりに抜け出し高い素質の片りんをうかがわせた。3カ月ほど間隔はあいたが、満を持しての出走。過去、新潟2歳Sでは3戦1勝、2着2回のトレーナーは「チャンス?いや、どんな競馬をしてくれるかの方が楽しみだよ」とコメントこそ控えめだが、その笑顔が期待の大きさを示している。