【セントウルS】バレンチノ倍返しデモ

 「セントウルS・G2」(8日、阪神)

 復権へ‐。ドリームバレンチノが4日、好仕上がりをアピールした。栗東坂路でユメノキラメキ(6歳1600万下)を追走する形でスタート。並んでからの反応が秀逸。余裕の手応えで2馬身の先着を果たし、4F53秒1‐38秒5‐12秒3をマークした。またがった松山は「先週よりも動きはいいなと感じました」と満足げ。加用師も「この時間でこの時計ならいいんじゃないかな」と3カ月ぶりの実戦にも明るい表情をのぞかせた。

 納得がいかないのが前走の函館スプリントSだ。4コーナーで早々と手応えを失い7着に敗れた。「59キロが全て。56キロなら」と指揮官。「よく分からない」と首をかしげる主戦も「もう1回花を咲かせたいし、結果を出したい」と巻き返しを誓った。スプリントG1・2着馬が迎える秋初戦。まずは前哨戦で“倍返し”だ。

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