【神戸新聞杯】エピファぶっちぎり
「神戸新聞杯・G2」(22日、阪神)
主戦の福永を背に、ダービー2着馬エピファネイアは11日、栗東CWに登場。3頭併せで大差先着を果たし、順調な仕上がりをアピールした。
外グラッツィア(5歳オープン)、中オリエンタルポピー(2歳新馬)を1秒以上追走したが、3角から一気に差を縮めると、4角では押さえ切れない手応えで早々と先頭へ。ラスト1Fは馬なりのまま2頭を突き放し、6F82秒6‐39秒8‐13秒0をマークした。
感触を確かめた鞍上は「併せ馬にならなかったね。でも馬の状態は悪くないし、来週のひと追いで態勢は整うと思う」と動きの良さに納得顔。その半面、3~4角で我慢し切れなかったことも事実で「相変わらず乗り難しい。距離をこなすにはもう少し抑えが利くようにならないと」と厳しい表情も見せた。来週の最終追い切りにも騎乗する予定。人馬一体となって“折り合い”の精度を上げていく。(松浦孝司)