【セントライト記念】チョウサン好反応
「セントライト記念・G2」(16日、中山)
鋭角な上昇曲線を背景に、ケイアイチョウサンがラジオNIKKEI賞に続く重賞連勝を狙う。12日、美浦Wで横山典が騎乗し、5Fで2馬身先行するクラリスピンク(5歳1000万下)の内へ4角で潜り込む形。鞍上が軽いタッチで前進を促すと俊敏な反応を返して馬体を並べ、そのままの体勢でゴールを駆け抜けた。
結果が欲しい一戦 5F67秒8‐38秒6‐13秒1の時計に、小笠師は「いい動き。ジョッキーも“いいんじゃないか”と言ってくれたので」と満足そう。2週続けて横山典を背に併せ馬で攻めた過程に「体が大人っぽくなり、負荷をかけても大丈夫になっている」と充実ぶりを実感する。
次戦は未定ながら「ハンドル操作が利くし、血統的に(距離延長にも)対応はしてくれそう」と当然、菊花賞を視野に入れている。G1参戦のためにも結果が欲しい一戦。過去4年のこのレースで3勝を挙げるステイゴールド産駒が今年も躍動する。