【秋華賞】ルビー輝き増した「いい形」
「秋華賞・G1」(13日、京都)
デニムアンドルビーは内田博を背に栗東CWで上昇ムードを漂わせていた、前方に毎日王冠に出走するエキストラエンド(4歳オープン)、後方に京都大賞典に出走するオールザットジャズ(5歳オープン)を置く形。直線で2頭の間に入ると、鼻面を合わせてしっかりと伸び、6F84秒5‐39秒5‐12秒4で併入した。
鞍上は「3頭併せできっちりとした追い切りができた。いい形できている」と好感触だ。前走は発馬後に二の脚がつかず、3角まで最後方だったが、息の長い末脚で差し切った。「力があるからああいう競馬ができる」と絶賛する。秋華賞は京都の内回り芝2000メートルが舞台。「相手関係や枠順、馬場を見てまた考えます」。名手が万全の策を練り、本番へ臨む。