【レディスP】メーデイア圧巻の強さでV
「レディスプレリュード・交流G2」(3日、大井)
ダントツ1番人気のメーデイアが、3角先頭から快勝。JBCレディスクラシック(11月4日・金沢)の優先出走権を確保した。なお、グランダム・ジャパン古馬シーズンもこれが最終戦。このレースは6着だったアスカリーブル(牝4歳、船橋・出川克)が計22ポイントでシリーズチャンピオンに輝き、賞金の1000万円をゲットした。
牝馬限定の交流重賞では敵なしだ。メーデイアが3角先頭から力の違いを見せつけた。
単勝1・2倍。断然人気にふさわしい強さだった。道中は2番手をキープしたが、手応えの差は歴然だった。押さえ切れないとばかりに、3角手前で逃げるメビュースラブをかわして先頭へ。久々で馬体が8キロ増えていた分、最後は詰め寄られたが、「かわされる気はしなかった」と浜中は涼しい顔で振り返った。
これで牝馬限定の交流重賞は4戦4勝。まさに水を得た魚のような快進撃だ。次はJBCレディスクラシックで、名実ともに牝馬の頂点を狙う。「当然、結果を求められる馬だし、自分もメーデイアがG1馬になると思っています」と力強く締めくくった鞍上の心は、早くも金沢の大舞台へと飛んでいた。