乃木坂・白石命名キミノナハセンターV

自身が命名した馬キミノナハセンターの口取りに参加した白石麻衣(左から4人目)=東京競馬場
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 5日の東京2Rに単勝1・5倍の断然人気で出走したキミノナハセンター(牡2歳、美浦・藤沢和雄)が、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。

 同馬は12年のセレクトセールで1億5000万円(税抜き)の高値をつけたディープインパクト産駒で、異父姉に09年の秋華賞などを制したレッドディザイアがいる。自身が出演するフジテレビ『うまズキッ!』(東日本ローカル)の企画で乃木坂46の白石麻衣が名付け親に。競馬界でセンターに立つような馬になってほしいという願いを込め、乃木坂46の代表曲『君の名は希望』から引用して命名された。

 レースはスタートで出遅れて最後方からとなったが、内ラチ沿いを徐々に進出。直線では馬群を割って抜け出し、見事に人気に応えてみせた。東京競馬場で観戦した白石は「初めて競馬のレースを目の前で見ました。出遅れてどうなるかと思いましたが感動しました」と涙ぐみ、「パドックで3カ月ぶりに対面しましたが、ひと回り大きくなっていましたね。お姉さんのようにG1のような大きな舞台に出られるようになってほしい」とさらなる活躍を願っていた。

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